デギュスタシオン(Dégustation)とは、ティスティングのことです。フランスでは、レディー・ファーストの国ということもあり、もてなす側の男性が行ないます。
ワインを注文すると、ソムリエ(または担当のギャルソン)がワインボトルを持ってきます。まずは、そのワインボトルのラベルを見て、注文したワインと間違いがないかチェック。ワインの銘柄は一緒でも、作られた年などが間違っていることもあるため、必ず確認しましょう。
確認が終わったら、ソムリエがワインのコルクを抜き、グラスにワインをそそぎます。ホスト(男性)はそのワインの色と香り、味をチェックします。赤ワインは少し傾けた方が異物などをチェックしやすいです。
グラスにコルクの破片が浮いていたり、味がおかしかったりしたら、ソムリエにワインを確認してもらいましょう。赤ワインはソムリエも味に問題あり、と認めた場合に限り、無料で交換してもらえます。
味が好みではない、などの理由では、交換してもらうことはできません。問題がなければ、ソムリエに「お願いします」と伝えましょう。
その返事を確認した後、ソムリエはテーブルに置かれたグラスにワインを注ぎます。