Points
- マリーアントワネットの夫、ルイ14世が15歳の若さで設立の指揮をとった教会
- 奥行き126mの教会には、クーポー(丸天井)のある聖母マリアの祭室が見どころ
- 劇作家や文学者など、ここに埋葬されることを望んだ著名人も多い
ルーブル美術館の近く、メトロのピラミッド駅からも歩いてすぐの立ち寄りやすい場所にある教会。細長い教会の中には豪華絢爛な装飾が施され、フランス革命以前はパリで最もおしゃれな教会として一躍有名になりました。
見どころは、建築家マンサールによって作られた聖母マリアの祭室。美しい丸天井(クーポー)と、金色を取り入れたドラマチックなバロック様式の装飾は、訪れる人全てを荘厳な気持ちにさせてくれます。
Access
アクセス
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![]() | 72 ピラミッド-チュイルリー(Pyramides-Tuileries)下車 |
Information
時間と料金
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資金難を乗り越え、60年をかけて建築
サン・ロック教会の歴史は古く、1653年、当時若干15歳だったルイ14世が自ら指揮をとって建設を開始しました。建築家ル・メルシエが設計を担当しましたが、まもなく資金難と彼の死が続いたことで建築は一時中断。その後、宝くじ協会の資金がこの教会の建設にあてられることになり、工事が再開。屋根まで完成したのは、建設開始から60年も経過した1719年のことでした。
フランスの芸術家たちが睡る場所
18世紀のパリでは、この教会に埋葬されることが著名人たちに希望されました。劇作家コルネイユ、ベルサイユ宮殿の庭園を設計したル・ノートル、文学者ディドロなど、フランスの芸術家たちが睡る場所として、世界中から多くの観光客が訪れています。
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