パリのRER(高速鉄道)の基本、料金、チケットの買い方

PARIS RER Guide
フランスの鉄道RER(エル・ウー・エル)乗り方ガイド
RER(エル・ウー・エル)とは、パリ中心部とパリ郊外を結ぶ鉄道路線のこと。現在、A線からE線までの5路線があります。日本で言うと、特急快速といった位置付けですが、パリ市内(ゾーン2まで)は市内メトロ・バスと同じ共通チケット(チケプリュス)で乗車できます。メトロが走っていない市内のちょっとした移動にも使えるので、パリ滞在中はRERもフル活用してください。

RERを使って行ける場所

観光旅行でRERを使うのは主に3種類。まずもっとも多いのが、ヴェルサイユ宮殿に行く時にC線を使う場合。パリからベルサイユ宮殿へは、他にも便利な優先入場付きバスも出ているので、ご自分で好きな手段を選んでください(個人的には優先入場がついているバスツアーでの参加をおすすめします)。

ベルサイユ宮殿への行き方と見どころ、ショップについて

ベルサイユ宮殿の最寄駅であるRERのリヴ・ゴーシュ駅

次に多いのが、ディズニーランド・パリに行く時に使うA線を使う場合。ディズニーランドのそばには巨大アウトレットモールもあるため、A線を使って1日でこれらの二つを満喫できます。
最後に、シャルル・ド・ゴール空港からB線を使ってパリ中心部に行く場合。一番安く、また手軽に行ける方法ですが、B線の空港周辺駅は治安がよくないことで有名。

フランス旅行初心者の方や、深夜早朝に移動する場合は、バスや送迎サービスでの移動を強くお勧めします。B線を使うなら、利用するときはかならず快速電車を利用してください(各駅の場合、治安が悪い駅に停車します。観光客が多い路線なので、スリなどに狙われる可能性が高いです)。

パリ市内のゾーン2(ほとんどの観光地をカバー)の範囲であれば、チケットはメトロ・バスと共通のためメトロと同じように利用できます。ただし、メトロと異なり出口や乗り換え口に改札があり、切符を改札口に通す必要があります。

メトロ1号線と平行してパリ中心部を東西に横断し、多くの見どころの最寄駅がある便利な路線。凱旋門オペラ座(ガルニエ宮)、シャトレ駅、バスティーユ広場のほか、ディズニーランド・パリや、新凱旋門があるラ・デファンスに行くときに利用します。
パリ中心部を南北に横断。シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG空港)、オルリー空港、サン=ドニ(サン=ドニ大聖堂)などを通過します。シャルル・ド・ゴール空港からパリ中心部への移動はこの路線。
パリ南部(左岸)を東西に横断。エッフェル塔オルセー美術館ノートルダム寺院などを通過するほか、ベルサイユ宮殿に行く路線として有名です。
パリ中心部を南北に横断。鉄道(SNCF)駅のパリ北駅、リヨン駅を通過するほか、パリ郊外への遠距離路線として使われています。
パリ中心部のオスマン・サンラザール(Haussmann Saint-Lazare)駅からパリ北駅を通過して東部に伸びる路線。
パリの駅にあるRERやMのサインたち。このページでは、『M』=メトロ(地下鉄)について解説しています。

パリの駅にあるRERやメトロのサインたち。駅へのエントランスは共用が多いので、このように並んで表示されています

RERでパリ郊外に行く時は要注意

パリ市内から郊外に行くためには、RERの専用チケットを買う必要があり、パリ市内の共通乗車券「チケプリュス(Ticket t+)」は使えません。うっかりTicket t+でRER郊外に行ってしまった場合、目的地の駅で外に出られなくなります。改札は無人で、乗越清算できる機械や窓口もありません(乗越清算の仕組み自体がありません)。その上、チケットをチェックする検札係に見つかり、罰金を取られることになります。

もしTicket t+で改札を潜ってしまった場合は、面倒でもメトロのゾーン1の駅でいったん改札を出て、そこで改めてRERチケットを買い直す必要があります。

この記事を書いた人

プランスプラス編集部

フランスの観光名所をわかりやすく紹介する「フランスプラス」の編集部。フランス在住、大学留学経験がありフランスに精通したスタッフが、初めてのフランス旅行で使える見どころや楽しみ方をご紹介しています。

この記事の最終更新日: