ギリシャ風の教会の理由は

マドレーヌ寺院

Paroisse de la Madeleine
マドレーヌ教会・マドレーヌ寺院
Points
  1. ギリシャの神殿のような作りが目を引く、現役のカトリック教会。でも内装はフランス式
  2. マドレーヌとはお菓子ではなくマグダラのマリアのこと。祭壇の一番奥の彫像は必見
  3. 教会の食堂でランチをとれば、素敵なフランス旅行の思い出に
コンコルド広場からプランタンに向かって歩くと目の前に現れるギリシャ神殿のような建物がマドレーヌ教会。高さ30mの円柱が並ぶ様は、古代アテネを思わせます。3トン以上もある重厚なブロンズの扉の向こうには、純粋なフランスの教会があります。

マドレーヌというとお菓子を思い浮かべがちですが、フランス語ではまず「マグダラのマリア」を意味します。内部には3つのクーポール(丸天井)があり、祭壇の奥にある彫像「聖マグダラのマリア」を静かに照らしています。

Access

アクセス
パリのメトロ

2号線8号線14号線マドレーヌ駅(Madeleine)下車

RER駅から

A号線 オベール(Auber)駅下車

パリの路線バスを解説

84・42・52 マドレーヌ(Madeleine)下車

Information

時間と料金
オープン時間

9:30 ~ 19:00(ミサの時間は見学不可)

開館日

全日

入場料

無料

おすすめ情報

マドレーヌ寺院の見どころ3つ

広い神殿の中に広がるフランスの伝統式な教会。これを見るだけでもマドレーヌ教会に行く価値が十分にありますが、内部にも見逃せない3つのポイントが。まず、祭壇の奥にある教会の中心となる彫像「聖マグダラのマリアの歓喜」。外からの光が差し込む上部の丸天井には美しい絵が描かれ、芸術作品として一見の価値ありです。

他にも、寺院に入ってすぐ左にあるリュード作の彫像「キリストの洗礼」も必見。さらに見逃せないのは、外観正面入り口の上にあるレリーフ。日本でも有名な「最後の審判」の様子を圧倒的な迫力で描き出しています。

外観がギリシャ様式なのはなぜ?

フランスの街並みに突如現れるギリシャ様式(コリント様式)のマドレーヌ寺院ですが、このようになったのには歴史的な理由があります。

ルイ15世によって建設が始められたこの教会ですが、建築家が相次いで他界したために、何度も設計が変更された過去が。さらにフランス革命が勃発し、工事は完全に中断してしまいます。

その後、新しく皇帝となったナポレオン1世が、基礎工事の段階で放置されているこの教会を発見。ここに「古代栄光のシンボル」であるギリシャ風の大神殿を作ろうとした彼は、外側ができたところで失脚。

ナポレオンの後は普通のカトリックの教会に戻されましたが、外側の神殿スタイルはそのまま残されることになったそうです。

寺院の食堂でランチも楽しめる

マドレーヌ寺院には食堂があり、キリスト教でなくても誰でも利用することができます(年間7ユーロの会費が必要です)。

寺院の右側の壁沿いを歩くと食堂の入り口があり、8.5ユーロを支払い、好きな前菜が置いてある席に座ります。前菜を食べ終わった頃、サービス係がメインと付け合わせを何にするか聞きに行きます。最後に、デザートやチーズがあります。月曜日から金曜日のランチの時間帯のみ営業しています。

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この記事を書いた人

プランスプラス編集部

フランスの観光名所をわかりやすく紹介する「フランスプラス」の編集部。フランス在住、大学留学経験がありフランスに精通したスタッフが、初めてのフランス旅行で使える見どころや楽しみ方をご紹介しています。

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