日本からの国際便が到着するシャルル・ド・ゴール空港からパリ市内までは約1時間。様々な行き方がありますが、もしオペラ座(パレ・ガルニエ)周辺のホテルに泊まるなら一番便利なのがこのロワシーバスです。チケットの買い方や乗り方、そして注意する点をまとめました。もちろん、最終日のパリ市内から空港までの移動にも使えます。
ロワシーバス(Roissy Bus)って?
ロワシーバス(Roissybus)は、パリのメトロやRERを運営するRATPによる、空港とパリ市内を結ぶ公式シャトルバスです。パリ中心部のオペラ・ガルニエ行きの1路線のみで、空港から1時間ほどで到着します。
ロワシーバスのルートは?
ロワシーバスのルートはとてもシンプル。空港とパリ市内を、1本のルートで往復します。
交通機関はストライキや事故で遅れることもよくあるので、パリの交通に慣れていない方は、宿泊ホテルから空港までの片道送迎チャーターを頼むのも安心です。送迎会社が飛行機の時間を逆算して、間に合うように指定ホテルまで迎えに来てくれます。
ロワシーバスはパリ市内のどこで降りる/乗るの?
ロワシーバスの停留所はパリではオペラ座(ガルニエ宮)前の一つだけです。Scribe通りとAuber通りが交差する角、オペラ広場からオペラ座を見たときの向かって左側にバス停があります。

飛行機のマークが目印。
オペラ座(ガルニエ宮)付近には多くのメトロの路線が乗り入れており、3号線、7号線、8号線、9号線、そしてディズニーランド・パリ行きの鉄道(RER A線)への乗り換えが簡単にできます。
さらに、オペラ座とルーブル美術館を結ぶ道は、「オペラ通り」と呼ばれるパリで最も人気な大通りの一つです。観光名所やショップ・レストランだけでなく、モンサンミッシェル行きのツアーが出る旅行会社などもあり、ルーブル美術館、パレ・ロワイヤル、ヴァンドーム広場、オランジュリー美術館などは歩いて行くことが可能。途中の景色もパリの名所ばかりで美しいです。
人通りも多く夜も安全なため、初めてのパリなら、ホテルをこの周辺にとるのが一番楽しめますよ。
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ロワシーバスの運行・所要時間は?
運行時間 06:00-23:00
運行間隔 15-20分おき
となっています。
空港〜パリ市内までは、渋滞がなければ40分くらいで到着します。帰国の際は、あまりギリギリすぎると困るので、1時間程度を目安に考えることをおすすめします。
ロワシーバスのチケットはどこで買う?
ロワシーバスのチケットは事前予約不要で、乗る直前にバス乗り場にある自動券売機から直接購入します。料金は、1人11.5ユーロで、クレジットカードとコインのみ利用できます。自動販売機はVISAとMasterカードに対応していますが、JCBのクレジットカードは使えません(パリでは多くのショップでJCBカードが使えないことが多いです)。
ユーロの紙幣しか持っていない場合は、直接バスのドライバーからも購入できます。