共通乗車券 チケプリュス(Ticket t+)とは
パリ市内のメトロ・RER・バスの全てに使える乗車券をチケプリュス(Ticket t+)といいます。日本の普通電車の切符(今はあまり見かけませんが)のような小さな紙のチケットです。パリでの移動に最もよく利用するチケットの一つです。(その他の乗り放題パスなどはこちら)
パリの公共交通機関では、日本のような区間ごとの細かい料金設定がありません。観光の見どころがほぼ詰まったパリ市内はすべて均一料金、パリ郊外はゾーン(ZONE)とよばれる区間で区切られています(ゾーンの数字が大きいほど、パリ中心部から遠くなります)。チケプリュスがあれば、メトロ、RER、バス、トラムのどれにでも使え、ゾーン区間であれば同じ切符で乗車・乗換えすることができます。
チケプリュスでできること
*乗り換えは、いずれも90分以内です。
**パリ市内からRERで郊外に行く時は別チケットが必要になります。(バスはパリ郊外でもチケプリュスのみで移動できます)
チケプリュスの料金
1回券(Billet – ビレ) | 大人子供(4歳以上)共通…1.9ユーロ / 4歳未満無料 |
10回券(Carnet – カルネ) | 大人(10歳以上)…14.5ユーロ 子供(4~9歳)…7.25ユーロ 4歳未満無料 |
*バスの運転手から直接購入する場合は2ユーロとなります。
*有効期限はないため、余っても次回の旅行で使えます。
回数券について
回数券は、1枚ずつの購入より約2枚分お得になります。また、有効期限が無いため、買った切符は次の旅行でも使うことができます。回数券を一度買えば、何度も券売機に並ぶ必要がなくなるため、2~3日のパリ滞在では回数券を買うことをおすすめします。
また、1回券は大人・子供共通料金ですが、回数券は子供料金が設定されています。そのため、お子様連れで交通機関で移動される方は、お子様料金の回数券を買ったほうがお得になります。