パリから約40分のベルサイユ宮殿、自力で行く/ ツアーで行く場合の良い点と悪い点

ベルサイユ宮殿完全ガイド。行き方からおすすめの見所まで
Points
  1. おすすめはツアーの参加。専用バスで直行し、待ち時間無しの優先入場もできる
  2. 鉄道で行く場合はRERのC線。パリ市内共通乗車チケットは使えないので注意。
  3. 広大なため1日ツアーがおすすめ。個人ならベルサイユ宮殿が見えるホテルで宿泊も
フランス旅行の外せない定番、ヴェルサイユ宮殿。フランスだけでなく、ヨーロッパ黄金時代のシンボルである豪華絢爛な宮殿は、パリから約40分の郊外に位置します。何種類かの行き方がありますので、下記に一覧としてまとめました。

ベルサイユ宮殿への行き方比較

バスツアー

一番便利。半日から1日滞在、自由行動やガイド付きなど様々なプランがある

(鉄道)RER C線

エッフェル塔、オルセー美術館前などから15分おきに運行。終点 シャトー・ヴェルサイユ / リヴ・ゴーシュ(GARE DE VERSAILLES CHATEAU / RIVE GAUCHE)駅で下車後歩いてすぐ。所要時間30~40分。
約8ユーロ(大人・往復)

(鉄道)トランシリアンN線

モンパルナス駅から約30分、ヴェルサイユ・リヴ・ドロワト駅で下車。宮殿まで1km歩く。

市営バス

メトロ9号線のポン・ド・セーヴル(PONT DE SÈVRES)駅から171番のバスで約30分。15分おきに運行。宮殿の目の前に停車。
3.7ユーロ(往復)

で、結局どれがいいの?

このページの後ににそれぞれの行き方を説明していますが、まずはフランスプラス編集部のおすすめから。

一番いい方法は、「ガイド付き日本語ツアーに参加する」なんです。

ちょっと意外でしょうか。
ベルサイユ宮殿は上でご紹介した通り直通で行ける電車や公共バスもあり、自分で行くのはモン・サン・ミッシェル(パリから5時間)ほど難しくはありません。そのため、わざわざツアーに参加する必要がないように見えます。

ですが、ツアーには、隠されたとっても素敵なメリットがあるんです。
それは、行列が少ない団体の入り口からスムーズに入れるということ。

ベルサイユ宮殿は、一年中世界中からの観光客で混み合っています。よく比較としてあげるのが、東京ディズニーランド。着いてから入場するまでの列の長さは、みなさんがご存知の通りです。

また、火曜日は人気のルーブル美術館が休みなので、じゃあヴェルサイユ宮殿へ行こうという人が多くなります。これが冗談ではなく結構影響があるんです。特に、夏季の火曜日はハイシーズンのためさらに混み合います(2時間以上待つことも多々あります)。実際に経験しましたが、遮る物がない暑い中、外で入場を待つのは辛いですし、せっかく来たのに時間ばかりがどんどん過ぎていくというのは単純にもったいない。

その点ツアーに参加すれば、団体入場の事前予約をするので、一般の入場を待つ行列には並ばずスムーズに入場できます。

おすすめのガイドツアーたち

熟練ガイドで、ベルサイユの歴史がもっと鮮やかに見える

ガイド付きツアーは、ただガイドさんが教科書のような内容を話すのを聞くだけ、あまり自分の時間がない、というネガティブなイメージを持っている人にこそ参加して欲しいのが、評価の高い熟練ガイドさんや、美術や歴史のプロによるガイドツアー。その道のプロの名人によるベルサイユ宮殿の解説は、まるで落語を聞いているかのような面白さ。

熟練ガイドがご案内 ヴェルサイユ宮殿半日ツアー<日本語ガイド>
icon

このようなツアーに参加するまでは、「フランスの歴史は、学校で習ったし何となく知ってる。日本語のガイドブックもあるし、それを見ながら個人で宮殿を回れば十分」と思っていましたし、多くの観光名所ではそのように個人で回ることも多い私ですが、このベルサイユ宮殿に関しては、膨大な歴史をわかりやすく、そして楽しく説明してくれるガイドさんがいて、本当によかったと思います。

ベルサイユでの時間が楽しかっただけでなく、実際にそうやって教えてもらった「マリー・アントワネットの秘話」なんて、数年経った今でもちゃんと覚えてるんです。歴史の質問にも答えてくれるし、行き帰りではパリのおすすめも教えてもらえます。

半日だけのベルサイユ宮殿滞在と短いプランのため、庭園を回る時間などはほとんどありません。庭園やプチ・トリアノン(マリーアントワネットが愛した離宮)もしっかり見たい方は、下のガイド付き1日ツアーをおすすめします。

ガイドツアーにお庭散策と庭園ランチもついた豪華な1日ツアー

午前中は鏡の間を含む宮殿内をガイド付きでしっかり見学、その後は庭園での自由散策と、大噴水の前にあるレストランでのランチ。ランチの後は王妃が愛した田舎村での自由行動…と、1日かけてベルサイユ宮殿を楽しむツアー。こちらの魅力も、団体入場口から待ち時間ほとんど無しで入れる点と、自由時間はまるで個人で来たかのように好きに過ごせるバランスの良さ。

ヴェルサイユ宮殿見学&マリー・アントワネットが愛したプチトリアノン・王妃の村里散策 ランチ付<日本語ガイド>icon

マリー・アントワネットが愛した庭園内のグラントリアノンとプチトリアノンは、1日ツアーでないと行くのが難しいため、この二つをめぐるならこちらがおすすめ。マリーアントワネットとフェルゼンが密会していた場所や、マリーアントワネットが自らチーズを作っていた農小屋など、ベルサイユ宮殿内の隠れたドラマにたくさん出会えます。

自力で行くなら、RER C線を

上のツアーを選ばず、個人で交通機関を使って行く場合は、RER(郊外高速鉄道)のC線、トランシリアンのN線、そしてパリ市営バスの3つがあります。この中でほとんどの人が利用するのが、RERのC線です。

RER C線

終点のヴェルサイユ・リヴ・ゴーシュ(Versailles Rive Gauche)で下車すればいいので簡単です。日中は毎15分おきに運行しています。

注意したいのは、C線は複数の路線が結合しているため、ベルサイユ宮殿まで直通で行ける駅と行けない駅があること。パリの中心部にあるシャン・ドゥ・マルス駅(エッフェル塔最寄り駅)、アンヴァリッド駅、オルセー美術館駅、ノートルダム大聖堂駅、そしてメトロ5号線10号線とも接続するガール・ドステルリッツ駅からはベルサイユ宮殿への直通電車が運行しています。詳しくは、C線の主要駅一覧をご覧ください。

この記事を書いた人

プランスプラス編集部

プランスプラス編集部

フランスの観光名所をわかりやすく紹介する「フランスプラス」の編集部。フランス在住、大学留学経験がありフランスに精通したスタッフが、初めてのフランス旅行で使える見どころや楽しみ方をご紹介しています。お問い合わせ